● 入ったばかりだけど、想像していた環境と違う
● 毎日がつらい、仕事を辞めたい
● 新人で仕事を辞めて、転職はできるのか不安
こんにちは。看護師長のはるです。
今回は新人看護師でも転職できるのか?!
転職を成功させるためのポイントを紹介します!
新人看護師のみなさんは、先輩から指導を受けながら仕事を覚え、理想の看護師に近づくために日々頑張っているところだと思います。
最初は分からないことや不安ばかりだったでしょうが、2~3カ月たつと徐々に環境に慣れ、同期と親しくなりプリセプターの先輩と笑顔でお喋りできるようになります。
一日の仕事の流れはほぼ把握でき、処置の見学や患者の受け持ちが始まって、大変ながらもやりがいを感じているでしょう。
こんなふうに順調に成長できていればいいのですが、時にはその波に乗れない新人さんもいます。
- スタッフと打ち解けられず、職場に居場所がない
- 仕事が覚えられず、怒られてばかりいる
- 先輩が怖くて出勤するのがつらい
こういう状況だと、『仕事を辞めたい』と思ってしまうでしょう。
その時に不安なことは、『新人でも転職を成功できるのか?』ということだと思います。
新人で転職なんて無理だろう…
つらいけどこの職場で耐えるしか仕方ないんだ
新人での転職は無理だとあきらめて、ツラい環境を我慢して続けていると、心身の健康を害してしまう原因にもなります。
新人看護師でも、転職を成功させることはできます。
1年目であれば、第二新卒としての求人もあります。
今回は、新人看護師でも転職を成功させるためのポイントを紹介します。
今の職場環境を改善して辞めずに済むのならいいですが、続けることがムリだと判断したのなら、早めに決断をして転職をしっかり成功させましょう!
新人看護師でも転職できる理由や、第二新卒を採用した体験談、転職活動のポイントなどを詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください!
新人さんにはこちらの記事もおススメです。
新人看護師の転職が成功するか不安?
辞めたいけど、新人で辞めて大丈夫なのか不安。
先輩からは「ここでダメなら他で働けない」って言われました。
新人で辞めてしまうと、次に就職することができないんじゃないかと不安ですよね。
その気持ちは分かります。
しかし実際には、看護師の再就職先が見つからないなんてことはありません!!
かならず転職できるので、まずその理由を解説しますね!
看護師でも第二新卒で就職できる
新卒で就職後、看護師経験2年以内の看護師は「第二新卒(新卒2年未満の求職者)」として転職をすることになります。
若い第二新卒者は新しい職場への順応力も高く、転職先の業務やルールを素直に吸収して成長してくれるだろうと、好意的に考えてくれる職場も多いです。
転職サイトでも、第二新卒者の転職支援で特集を組むところがあるように、需要はあるのです。
第二新卒者は新卒看護師よりも定着率がたかいこともあり、第二新卒の採用を好意的に考えている病院・施設も少なくありません。
新人で転職する看護師は意外と多い
看護師は、離職率が高い職業として知られています。
看護協会が発表した「2022年病院看護実態調査 報告書」によると、新卒看護師のおよそ10人に1人は1年に内に離職し、転職を経験しています。
新人で退職することは決して珍しいことではないので、転職を真剣に検討している場合は自信を持って進めましょう。
看護師業界は人手不足なので必ず求人はある
高齢社会ということもあって、日本では労働人口が減少し続ける一方で高齢者の数が増えており、看護師確保は国の課題となっています。
日本看護協会によると、看護師の求人倍率は1.33倍で、病院や施設を中心に看護師の人手不足は今後もしばらく続きます
また出産・子育てで現場を離れていく人も多いため、求人を出さない職場はほとんどありません。
そのため、新人看護師であっても転職は十分に可能です。
ただし、国立病院や公的病院、規模の大きな総合病院などでは第二新卒などの中途採用をしていない病院もあります。
看護師が売り手市場だからと言って、どの病院でも選び放題ではないので注意しましょう。
新人看護師が転職する理由
看護師一年目は覚えることが多く、毎日がとても忙しいですよね。
そんな毎日に耐えられなくなり、転職したいと考える新人看護師は多いです。
たとえば、新人看護師が転職をする理由で多いのは、次のような理由です。
それぞれ、具体的にどんな理由で転職を決断したのかを確認していきましょう。
職場の人間関係が悪い
転職理由の中でも多いのが、人間関係のよくない職場を離れたいと思うケースです。
女性の多い看護師の業界では、いじめやパワハラのような環境が多いのは事実です。
ただし、そんなところばかりではありません。
先輩後輩がきちんと話しやすい関係性を保ち、親身になってくれる上司が管理している職場も数多くあります。
「看護の仕事は好きだけど、人間関係や職場環境がイヤだ…」という場合は、早めに環境を変えましょう。
厳しいことを言う先輩は、あなたを嫌っているわけではなく「愛のムチ」で叱っているだけかもしれません。
明らかな嫌がらせなのか、指導なのかはきちんと見極めましょう!
職場に怖い先輩がいて困っている人には、この記事が参考になるので、読んでみてください。
業務が予想以上にハード
業務が予想以上にハードで、新人のうちから残業が当たり前だったり、休憩もしっかりとれなかったり、労働環境の悪さで転職を考える看護師さんも非常に多いです。
看護師という職場は、時間通り決められた仕事をするわけではなく、患者さんの容態によっては急に忙しくなることもあります。
しかし残業が多いうえに、休みも少なく、毎日が緊張感に包まれた環境で働いていれば、疲れやストレスを抱えてしまうのも当然です。
急変の対応などで残業がやむを得ない場合もあります。
仕方がない残業なのか、サービス残業が当たり前と考える職場(上司)なのか、その違いを見極めましょう。
給与や待遇が悪すぎる
看護師の仕事は、激務なのに給与が安すぎると不満を抱えている人も多いです。
休みのたびに研修で職場に行くので、疲れが取れない!
友人の病院は、出勤日に研修が受けられるのに…
休みの数や、新人教育や研修のやり方など、病院ごとに違いはたくさんあります。
他の病院で働く友人から話を聞いてみたり、転職サイトに登録して求人情報をチェックしてみましょう。
今の職場よりも待遇が良く、働きやすい転職先を見つけられるかもしれません。
仕事が独り立ちできない
先輩や上司から何度も怒られたりするうちに、「自分は看護師に向いていないんじゃないか」と不安になっていませんか?
実際に「いつまでも仕事が独り立ちできない」「仕事に不安がある」と感じている看護師は多いです。
これらの悩みは、新人の1年間だけではなく、2~3年経っても、リーダー業務をするようになっても続きます。
自分の仕事が上司に認められないと「自分には向いていない」「一人前にはなれない」と考えてしまいがちです。
仕事への不安を押し殺して働いていると、いつかは不安が爆発してしまい、破綻してしまう可能性があります。
無理をして心身を壊してしまうことのないようにしましょう。
働く環境を変えたら仕事が楽しくなり、前向きに取り組めるようになりました! 患者さんへの声かけを褒められたり、評価してもらえてうれしいです。
環境を変えることで「前向きに看護という仕事に取り組めた」という人も多いです。
仕事への気持ちを取り戻すために、転職も一つの手段をして捉えてみてください。
新人の数年間は知識不足やミスが多くなるので、「看護師に向いていないかも」と悩んでしまうのはよくあることです。
同僚や先輩に相談すると「自分だけじゃないんだ」と気持ちが楽になることもありますよ!
ただし「看護師を辞めたい」と思うほどつらいのなら、転職を検討するのも良いでしょう。
【体験談】第二新卒の看護師を採用した理由
私はこれまでに何度か、師長として第二新卒の新人さんを受け入れたことがあります。
私の働く病院でも、これまでに何度か第二新卒の新人さんを採用したことがあります。
その時の体験をもとに、新人看護師さんの転職を受け入れた側の意見をご紹介しますね。
独特のやり方や癖がついてなくて教育しやすい
同じ病院に長く勤めてから転職する中途採用者の場合、育った病院独自のやり方や自分の癖が抜けず、新しい職場に対応しにくくなることがあります。
なぜこれをするんですか?
前の病院ではもっと簡単でしたけど。
指導をしていても、何度も『前の病院では、こうでした』と言われると、指導する側も良い気持ちがしません。
その点、第二新卒の看護師さんはそのような心配がなく、教えたことを素直に覚えてくれるので、教育しやすいという利点がありました。
完全な新人ほどゼロからの教育ではない
数カ月でも社会人経験があると、完全な新人指導に比べると教育がしやすく感じます。
完全な新人さんの場合、学生気分が抜けずに実習のような感覚で来る人もいますが、第二新卒の看護師であればそういう心配がありません。
職場のマナーや看護における基本的なことは身についていることが多いので、教育担当者の負担が少なくて歓迎されました。
若くて体力とやる気がある
一番の強みは、若くて体力とやる気があることです。
採用すれば、うちの病院で長く活躍してくれる人材に育つ可能性があります。
さらに、短期で離職してしまった後なので「次こそは!」と決意して、一生懸命に働いてくれる人も多いです。
何度も短期で離職したくない。
ここでは長く働けるように頑張ろう!
若い第二新卒者はベテランよりも記憶力や理解力が期待できます。
若い人ならではの成長スピードが期待できるので、「技術や知識は教えれば何とかなる」という印象です。
新人看護師の転職が成功するポイント
看護師の転職を成功させられるかどうかは、事前準備にかかっています。
何も準備をせずに突発的に退職することは避けましょう。
転職を成功させるために大事なポイントは、以下の通りです。
ただし仕事に通うことが苦痛で、心身の健康が保てないような場合は、遠慮せずに一刻も早く退職しましょう。
つらくてたまらないときには、即刻退職をして、まずはゆっくり休んで心身の健康を取り戻してください。
その後でゆっくりと次の仕事について考えても、看護師の資格があれば就職できるので安心してくださいね。
辞めたい原因をしっかり分析する
まずは、今の職場を辞めたい理由について、自分なりにじっくりと考えてみましょう。
何が原因で辞めたいのか、どうなれば辞めずに続けられたのかを分析し、自分の気持ちと向き合ってみてください。
先輩が怖いし、仕事が忙しすぎるし、失敗しそうで怖いし…
不満はたくさんあると思いますが、その中でも退職しなければ解決できない主な問題がどれなのかを考えてください。
そうすることで、次の職場に求める希望条件を決めることができます。
詳しくは、こちらの記事を参考にしてください。
辞めるなら早めに転職活動を始める
いま抱えている悩みによっては、自分では簡単に解決できない要因もあります。
たとえは「人間関係」や「病院の教育体制」などです。
新人看護師である自分の力で現状を変えられないのなら、早めに転職活動を始めると良いでしょう。
働きながら転職活動をすることは、何のリスクもありません。
まずは転職サイトに登録をして、求人情報を集めることから始めましょう。
転職先を決めてから退職する
転職先を見つけずに、今の職場を辞めることは避けましょう。
転職先が決まっていない状態で辞めてしまうと、希望の転職先が見つからず、転職活動が長引いてしまう可能性があります。
また金銭的な問題などで焦ってしまい、あまり良くない条件でも妥協して転職先を決めてしまう場合もあります。
なるべく今の職場で働きながら転職活動を進め、希望する転職先を見つけてから、退職するようにしましょう。
こころと身体の健康を崩してしまっては元も子もありません。
仕事を続けることが困難であれば、無理をせずに一度休職することも検討しましょう。
教育体制がしっかりしているか事前に確認する
新人で転職する場合、転職先でも指導や教育を受ける必要があります。
そのため、転職先を探す際には『教育環境がきちんと整っているか』という点を意識してください。
教育環境が整っていない職場に転職すると、きちんと教えてもらえないまま、知識が十分でないままで働くことになり、新人さんには不安で過酷な環境となりがちです。
その病院の教育が整っているか、どうやって調べるの?
教育環境が整っているかどうかは、病院のHPや求人用のパンフレットで確認するほか、転職サイトに登録して確認してもらう方法がおすすめです。
転職サイトの担当者であれば、その地域の病院の教育環境について情報を持っているので、まずは転職サイトに登録して探してもらいましょう。
看護師以外の選択肢も検討する
新卒で就職する場合、病院勤務をする人が多いですが、病院以外にも看護師が活躍する職場はたくさんあります。
また、看護師資格を持っていても、看護師ではない仕事を選ぶこともできるのです。
職種によって、常勤だけではなく非常勤(パート・アルバイ)や派遣など、さまざまな雇用形態も選べます。
病院以外の職場であれば『夜勤がない』『残業が少ない』など、働きやすい職場を選ぶこともできるのです。
- ツアーナース
- イベントナース
- 保育園の看護師
- コールセンター
- 助産師、保健師
- 臨床開発モニター
- 治験コーディネーター など
転職先を選ぶときは、視野を広く持って色々な職種で探してみましょう。
記事の後半では「新人看護師におすすめの転職先」をご紹介しているので、ぜひ併せてご覧ください。
病院看護師としてのキャリアにこだわらないのなら、他の職種にチャレンジしてみるのも良いと思います
看護師として勉強してきた医療知識やコミュニケーションスキルは、他の職種でも活かせますよ!
病院以外の仕事に興味があるなら、こちらの記事も参考にしてください。
複数の転職サイトを利用して効率的に進める
転職活動を効率的に進めるためにも、転職サイトの利用がおすすめです。
転職サイトを利用すれば、担当アドバイザーがあなたの転職活動を無料でサポートしてくれます。
転職先を紹介してくれるだけではなく、履歴書や職務経歴書の書き方をアドバイスしてくれたり、面接対策も実施してくれるので、安心して転職活動が進められます。
仕事で忙しいときに、自分一人で転職活動を進めていくのは時間と労力がかかってしまって大変です。
かしこく転職サイトを利用して、効率的に進めましょう!
求人情報を集める際は、複数の転職サイトに登録するのがポイントです。
- 情報のもれがなくなるから
- 転職サイトごとに得意分野が違うから
- 担当者との相性は使ってみないと分からないから
あまり多く登録しても混乱するため、登録すのは2~3社にするのがおすすめです!
新人看護師が転職するメリット
1年目で転職をする看護師さんは、決して少なくなりません。
しかし気になるのは「新人看護師が転職ることはよい選択なのかどうか」ですよね。
まずは、新人看護師が転職するメリットを解説します。
早い段階で将来を劇的に変えられる
大きなメリットの一つは「将来を劇的に変えられる」ことです。
新人看護師の強みは「若い」ことと「変なこだわりがついていない」ことです。
この強みを好んで採用してくれる職場はたくさんあるので、どうしても自分の未来を変えたい場合は早めに行動を起こしましょう。
希望条件に合った職場や良い職場に巡り合えれば、あなたの将来を劇的に変えることができますよ!
悩みを解決できる可能性が高い
転職がうまくいけば、今の職場での悩みから解放される可能性が高いことは、大きなメリットです。
人間関係のトラブルや、職場に根付いた長時間労働の習慣、不十分な教育制度といった問題は、転職以外の方法で解決するのは難しいでしょう。
我慢して働き続けた結果、体調を崩してしまったり、うつ病になってしまったという方も少なくありません。
転職先で新人として教育や指導が受けられる
第二新卒の転職者は「ほぼ新人」なので、転職先でも新人看護師として扱われるケースがほとんどです。
そのため、仕事で分からないことがあっても先輩に聞きやすく、安心して働けるメリットがあります。
新人研修などにも参加できるため、着実にスキルや知識を習得できるでしょう。
新人用の教育研修は「何も分からないこと」を前提に内容が考えられているため、背伸びせずに学習できるため、あなた自身も精神的に楽に学ぶことができるはずです。
新卒や第二新卒の求人に応募できる
求人情報を見てみると、「新卒・第二新卒OK」と条件がついている求人があります。
これらの求人は、第二新卒看護師が採用される可能性が高いです。
このような条件を出す職場は、経験よりもこれから働いてくれる期間の長さを重視しており、「できれば新卒や第二新卒の若い人に来てほしい」と考えているのです。
採用後の教育も準備してくれているところが多いので、「新卒・第二新卒OK」の条件が付いている求人であれば、より職場になじみやすくておススメです。
新人看護師が転職するデメリット
続いて、新人看護師が特に知っておきたい「新人で転職するデメリット」もご紹介します。
これを読んで、よく考えてみましょう。
短期離職という職歴が付く
短い期間で退職したという履歴は、今後あなたの履歴書にずっとついてきます。
短い期間で離職したという履歴があると、「またすぐに辞めてしまうかもしれない」と思われてしまうことを覚悟しておきましょう。
今後の面接でも、「なぜこんな短期間で退職したのか?」と聞かれます。
あらかじめ返答内容を考えておきましょう。
経験不十分なので転職先の選択肢が限られる
新人看護師は分からないことが多く、転職先でも基礎から学びなおす必要があります。
職場によっては、年度途中からの指導に人手を割くことができず、第二新卒の採用を避けるところもあります。
中途採用者の応募が出ていても、即戦力を求めている病院であれば採用してもらうのは難しいでしょう。
仕事を一から覚えなおしになる
新人看護師は看護技術もしっかり覚えておらず、仕事が独り立ちしていない状態です。
そのため、転職後も基礎的なスキルを継続して学びながら、新しい職場のルールや仕事の流れを覚えなおすことになります。
転職先の専門科や病棟が違えば、病気の基本的な事や薬・検査の内容まで、すべて新しく覚えなおしになってしまいます。
もともと勉強が得意でない人や、仕事を覚えるのに時間がかかってしまう人の場合、転職によってスキル習得に相当な時間とエネルギーが必要になることを覚悟しておきましょう。
新人看護師の転職が成功しやすい時期は?
転職時は、成功しやすいおすすめの転職時期があります。
ここでは、おすすめの時期が「いつ」か、その理由は「なぜ」かを解説しますね!
- ボーナス後
- 年度末
ボーナス後
ボーナス後の時期は退職する人が多くなりがちなので、転職におすすめの時期です。
退職する場合、ボーナス前に辞めてしまうとその分が受け取れずに損をしてしまうため、辞めたいと考えている人は「ボーナスをもらってから辞めよう」と考える人が多いためです。
どうせ辞めるなら、もったいないからボーナスをもらって辞めよう!
退職者が多い時期は、求人情報が増える時期でもあります。
ボーナスは一般的に6月と12月に支給されますので、この時期を一つの目安にしましょう。
年度末
年度末は退職者が増えるため、人手が足りなくなりやすい時期なので、転職におすすめです。
年度末になると物の整理やまとめ書類の作成、新年度に向けた準備などでやることが増えるため、人手が欲しいと感じやすい時期でもあります。
また新年度はバタバタしやすいので、その前に人員を補充しておき、できるだけ新年度の負担を軽くしたいという考えもあります。
多くの病院や企業では3月末を年度末としていますので、その時期を目安にしてください。
うちでも2~3月に中途採用者を入れて、少しでも仕事に慣れて新年度を迎えられるように準備していましたよ!
新人看護師の転職におすすめの職場
新人看護師の場合、どのような転職先が良いのか分からない方も多いでしょう。
ここからは、【看護師長のはるが考える】新人看護師におすすめの転職先をご紹介します!
慢性期の病棟
体力的にきつい、忙しい激務に耐えられないなどの理由で転職する新人看護師さんの場合は、バタバタ走り回る機会の少ない慢性期病棟がおすすめです。
患者さんとじっくり向き合いながら看護の基本をじっくり学べるので、専門分野を勉強しながら看護に携わりたいなど、スローな雰囲気の職場を希望する看護師さんには最適でしょう。
慢性期病棟は新卒採用が少ないので、若手の看護師が不足しています!
第二新卒や若手の転職者は歓迎されやすいですよ。
美容クリニック
美容系のクリニックは若い女性の採用に積極的なので、第二新卒の転職先としておすすめです。
美容に興味があるなら特におすすめです!
夜勤や残業もなく、給与も高めのところが多いので、若い看護師さんの転職先として人気があります。
病院に比べると医療行為も少ないので、第二新卒の転職者でも歓迎してくれます。
ただし病棟勤務に比べると求人数が少ないので、あらかじめ転職サイトに登録して非公開求人からも探せるようにしておきましょう。
施設・デイサービス
施設やデイサービスは、第二新卒の看護師の採用に積極的なところが多くあります。
大きな病院に比べると医療処置が少なく、基本的なことができればスキル不足に困ることはありません。
また、急変や入院対応のようにバタバタすることも少ないので、第二新卒の看護師が転職する候補としておすすめです。
高齢者とお話しするのが楽しい人にはおすすめです!
まとめ
今回は、新人看護師でも転職に成功できるのか?というテーマで解説しました。
高齢化に伴って、全国的に看護師の数が不足しているため、新人であっても転職先に困ることはほとんどありません。
募集は色々あるので、転職成功のコツを踏まえて転職活動をして、希望する転職先を見つけましょう。
一人で転職活動をするのは大変ですし、広い視野で求人情報を集めることができません。
かしこく転職サイトを利用して、効率よく転職を成功させてくださいね!