【時給3000円以上も！】コロナ療養ホテルの単発派遣看護師の体験談

まずは結論から。

看護師のコロナ療養ホテルの単発派遣バイトは、時給3000円前後も稼げて収入アップに超おすすめです！

未経験の仕事は不安ですよね。

この記事では、看護師の単発派遣で行く『コロナ療養ホテル』の仕事内容とポイントをご紹介します。

実際に私の体験談からご紹介しますので、参考にしてください！

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【追記】
令和5年5月8日より、新型コロナは感染法上の分類で5類に移行したことに伴い、多くのコロナ療養ホテルが閉鎖されました。
そのため、これから新しくこの業務で派遣のお仕事を見つけるのは難しいと思います。

看護師のコロナ療養ホテルの単発派遣の時給は2500円～3500円

地域や時期によって金額の差があるようですが、コロナ療養ホテルの単発派遣看護師の時給はこのくらいが相場です。

他にはないような高給なお仕事なので、副業で稼ぎたい看護師さんに超おすすめです！

コロナ療養ホテルの仕事内容は？

コロナ療養ホテルとは

コロナ療養ホテルとは、次のようなところです。

入りたいかどうかは陽性になった人が希望できますが、どこのホテルに入るかは自治体が手配して保健所から本人に連絡がいきます。

自宅からホテルへの移動手段も、自治体の車で送迎してくれます。

療養者は、7～10日くらい過ごせるような着替えと荷物をもって、ホテルに入ります。

基本的には自分のフロアから出られないので、コインランドリーも使えない場合が多いです。

仕事内容

コロナ療養ホテルでの看護師の役割は、療養者の健康管理です。

リーダーのような役割の人も、シフトで決められています。その人に相談しながら判断できるので、安心ですね。

主な仕事は、次の通りです。

それぞれを説明しますね。

バイタルサインのチェック

入所時に、全員に体温計とSpO2モニターが渡されています。

朝と夕方、入所者は自分で体温とSpO2、脈拍数を測定します。そして、その値と今の症状を、スマホから登録してもらいます。

看護師はその値を確認して、異常がある人には電話をして状態の聞き取りをします。

基礎疾患などがある方や、高齢者には毎日電話をして、症状の確認をします。

内服薬の受け渡し

発熱時に解熱剤を渡したり、市販の咳止めを3日分渡すなど、医師の指示で薬の受け渡しを行います。

看護師と医師は、それぞれシフト制で24時間常駐しています。何か症状があったり診察を希望した場合には、医師に相談して対応することができます。

ただし、ホテルは病院ではないため、処方をすることはできません。あくまでも市販薬の範囲でしかお渡しできないことを伝えます。

どうしても処方薬が必要な場合は、オンラインや電話受診で対応してもらいます。

薬はグリーンゾーンからレッドゾーンに受け渡すための窓口があるため、療養者と接触せずに受け取ってもらうことができます。

その後は療養者に電話して薬の受け取りを確認して、服用した時間を記録に残します。

記録はオンラインで管理されていて、自治体の担当者や保健所の医師などとも共有されています。

入所受け入れ、オリエンテーション

入所者の人数やリストは、前日に自治体担当者から送られてきます。準備をして、当日に受け入れます。

受け入れ準備は、書類や部屋の鍵、体温計、SpO2モニターを封筒にまとめて名前を記載しておきます。

当日は、自治体の搬送車で到着した宿泊者の名簿を確認し、直接接触しないよう、距離をとって対応します。

退所準備、退所送り出し

退所日は、医師や保健所、自治体担当者の総合的な判断で決まります。

退所日が決まったら、前日に準備をします。

事務員が『宿泊療養証明書』を発行するので、それを電話で説明して渡します。

受診調整

入所中の体調の変化によっては、病院への受診が必要になります。

受診の必要性は医師が判断し、受診先病院は保健所と自治体担当者で手配します。

救急搬送であれば、PPEを着用して病室まで療養者を迎えに行き、車椅子で入り口まで案内して救急車に案内します。

自治体の送迎車で病院まで送迎するか、ご家族の送迎が可能であれば自家用車で行っていただく場合もあります。

対面診察の介助

病状によっては、医師が直接対面で診察する場合もあります。

医師から対面診察の指示があれば、PPEを着用して、レッドゾーンの診察室で患者の診察介助をおこないます。

ネブライザーや酸素吸入などの処置ができるように、設備が準備されていました。

【体験談】の単発バイトの感想

良かったこと

時間に追われるわけではない

看護師の人数は十分いますし、清掃係や事務員も複数人いて仕事が分担されているので、雑務がほとんどありません。

軽症者や無症状者が多く、生活上の援助もないので、手が空く時間帯も多いです。

体力を使う仕事もないし、難しい医療処置もありません。仕事内容としては、ラクなお仕事でした。

ただし、コロナにり患したことで不安になっている入所者の方からの電話相談や、ご家族からの問い合わせに長く時間がかかることもありました。

レッドゾーンの対応が少ない

思った以上に、陽性者と接触する機会はありませんでした。

対面診察の介助をする機会は少ないですし、一日中、一度もレッドゾーンに入らない日もありました。

私は急変を体験しませんでしたが、近隣の他のコロナホテルでは病室内での急変事例があり、医師と共に病室に入って急変処置をした事例もあったそうです。

とにかく給与がいい

看護師の単発で、時給が3000円以上のバイトは少ないです。

レッドゾーン対応を含んだコロナ関連でしか、あり得ないのではないでしょうか。

2020年から、この派遣業務だけで生計を立てている方もいました。

社会的な意義のある仕事である

社会貢献という意味も大きなお仕事だと思います。

医療従事者としてコロナ禍を支えているという自覚が持てるのは、この仕事の大きなメリットだと思います。

良くなかったこと

手が空く時間があり、時間を持て余す

感染者数が落ち着いている時期など、入所者が少ないと時間を持て余してしまいます。

しかし、療養施設でのバイト中は外と出入りができませんので、ひたすら本を読んだり勉強をする時間にあてていました。

療養者のクレーム対応をする場合がある

ホテルとはいっても、宿泊療養施設なので旅行で宿泊するときのようなサービスはありません。

そういった内容のクレームを受ける場合もありました。

食事は、委託業者からのお弁当ですし、部屋に電子レンジがないため温かいものは提供できません。

お湯を沸かして簡易スープを作っていただくようにご案内するくらいしかなく、クレームを受けることがありました。

また、部屋の狭さや景観などに不満を持ち『これなら家の方がマシだ！今すぐ帰る！』と言われる場合もあり、この場合は保健所の職員や自治体職員と電話で話していただき、『自己都合退所』として対応することもありました。

この場合でも陽性者は公共交通機関が使えないため、自治体の車で自宅まで送らないといけないので、自治体担当者の手間は大変なものだと思います。

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まとめ

今回は、コロナ療養ホテルの看護師単発派遣のお仕事の体験談をご紹介しました。

コロナ療養ホテルの単発派遣のお仕事は、高い時給で稼げる超おすすめのお仕事でした！

副業で稼ぎたい人は、ぜひ検討してみてください。

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気になる方は、見てみてくださいね。